子供の歯並びを矯正した方がいいのでしょうか?

質問

息子の歯並びが気になっています。
3歳検診の時に、歯科医から矯正治療が必要になる可能性があると言われました。
出来れば矯正装置を、子供に付けさせたくありません。
矯正をするかどうかは、どう判断したら良いのでしょうか?

答え

まず、子供にとって本当に矯正治療が必要なのかどうかを見極める必要があると思います。
矯正装置を付けさせたくないということですが、この際親の感情は置いておきましょう。
本当に必要であれば、嫌だと言っても矯正をしなければならないからです。
させたくないと願うのは、どの親御さんでも同じではないでしょうか?
ですがほとんどの場合は、親の都合であることが多いようですよ。
見た目が悪いからとかこの子の将来の為になど、矯正をさせたいと考える親は少なくありません。
矯正装置を子供に付けさせたくないということですが、大人になってからでも矯正は可能です。
それに、最近ではなるべく目立たないような透明や白の装置を使っている歯医者もあります。

子供の歯並び矯正の時期


いずれにしても矯正を始めるのは、永久歯が全て生えそろってからになります。
まだもう少し時間があるので、かかりつけの歯科医と相談しながら時期を見ても良いのではないでしょうか。
検診時に矯正の必要があると言われた子供さんでも、大きくなるに連れて顎も発達し矯正の必要がなくなったという例もあります。
今の時点で、決めてしまわないほうが良いでしょう。

子供と歯並び矯正


子供の時に始める矯正治療というのは、メリットもありますが多くのデメリットもあります。
例えば清掃の問題です。大人でも難しい装置の間の清掃などは、子供に出来る訳がありませんよね。
ですから、虫歯になるリスクが高くなってしまうという訳です。
永久歯が発育する7歳から15歳くらいというのは、歯が動きやすい為に効率良く治療することが出来ます。
ですが、自分で歯をきれいにするという意思がないかぎり、むし歯のリスクは高くなってしまうでしょう。
それに、子供にとっての楽しみであるおやつや食事にも多少の我慢をしてもらう必要があるからです。
いつも患者さんに伝えることは、「矯正を行なう最善の時期は、本人が矯正をしたいと思った時」という言葉です。
子供であっても本人に矯正をしたいという自覚があれば、治療もスムーズに運ぶでしょう。
本人の意思に任せることも、大切なのではないでしょうか。

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